クレスト症候群

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自分こそ最高の名医―食事療法で別人のように変身―

患者さんの体験談

 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(全身性紅斑性狼瘡)などに代表される膠原病は全身性自己免疫疾患の一種で、現代医学では未だはっきりとした病態機序が解明されておらず、難治性であるため日本では公費対象の特定疾患として位置づけられているものが多く、治療法はステロイドならびに免疫抑制剤が主流。
 今回お伺いしたAさん(62歳・埼玉県在住)は、45歳頃から体調を崩して原因不明の症状に悩まされ、最初は更年期障害と思われていたのですが、大学病院で精密検査を受けたところ、自己免疫疾患の一種であるクレスト症候群と判明。
 しかし病名が判明したものの、「治る病氣ではありません」と告げられ、以前から現代医学に不信感を抱かれていたAさんは、自然療法に転身を決意されました。
 玄米菜食を始めて3ヶ月、みるみるうち元氣になられて周りの人たちからは別人のように思われたそうです。
 食事療法で体に自信がつき、クレスト症候群に伴うレイノー現象(四肢末梢部の痛み・しびれ)などの諸症状も大幅に軽減され、病氣のことが氣にならないまでの状態になられました。

院長の所見

診療(2007年11月17日)
■ 内臓機能検査
自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きが変化しやすい。消化管として十二指腸の働きが少し落ちている。大腸の一部の働きが落ちている。血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。腹部臓器、肝臓、腎臓、婦人科系統の働きが落ちている。
■ 血液の数値
尿素窒素、腎臓の数値が少し高い。中性脂肪は少し多い。GOT、GPTの肝臓の数値は、肝臓に少し食毒が溜まっているような状態です。
院長 毛髪氣能検査では、胃と十二指腸はプラス1で、小腸はマイナス1となっており、消化管全体の働きが鈍いです。それ以外では腎臓がマイナス1となっています。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に鳩麦、黒豆、大豆が特にご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態ですが、肺と腸から毒素が出てきています。農薬や食品添加物も出てきています。和菓子の最中の中に含まれている添加物のような感じがしますね。

Aさん お土産のあんこの入っている和菓子を食べました。

院長 人間の頭では、食物の中に毒素が入っているかどうかを判断することはできません。体の細胞が、きちっとチェックをして食物の中の有害なものを見つけて、それを梱包して体外へ排泄するということをやってくれているわけですね。

Aさん 確かに、外食をすればおなかの調子が悪くなりますね。
 あと、夏頃に腎臓のあたりがすごく痛かったんですけど。遠赤外線のシートとかを貼って治まりましたが。

院長 体の中の毒素が動く時期ですから、色々な自覚症状が出てくる可能性があります。
 現在、野菜類は八百屋さんで買われているのですよね。

Aさん そうですね。いいものを探してあっちこっち行ったりしているんですが、なかなか新しいものが手に入らなくて。

院長 今回は、その野菜に付いていた農薬が排毒されてきています。
 しかしこのように体の中に悪いものが入ってきた場合、体の細胞が勝手に始末してくれる体勢が出来上がっているという意味では非常にいいですね。

Aさん そうですか。
 それと、7月頃から娘がこちらにお世話になって3ヶ月位経つのですが、お蔭様で最近は調子がいいですよ。食欲もあるらしく、よかったと言ってくれます。
 娘に普通の病院とここだったらどっちに行きたいのって聞くと、お茶の水クリニックって言ってくれるんです(笑)。やっぱり、私が良くなっていくのをずうっと見てきているからわかるんでしょうね。
 本当に大変お世話になりありがとうございました。

院長 それは、良かったですね。どんな有名な大学病院よりもこちらの方が、数段レベルが高いはずですから(笑)。

Aさん ええ。娘も近いうちにまた伺うと思いますので、よろしくお願いします。

院長 はい、どうぞ。

Aさん どうもありがとうございました。

インタビュー

玄米菜食で疲れ知らず

――クレスト症候群という一種の膠原病でクリニックにいらっしゃったそうですが。

Aさん 3年間通っていた大学病院の担当の先生が留学することになったので、違う先生を探していたんですね。そうしたら、夫の友人の奥さんがこちらの患者さんで、大学病院みたいなところには行くんじゃないよと言って、こちらを紹介してくださったんです。

――良かったですね、薬漬けにならなくて。

Aさん 大学病院の先生が、私にこの病名を診断してくださったのです。
 45歳頃から、どこか体の調子がずっとおかしくて、更年期のせいかと思い病院に行って検査してもらったんですけど、癌でもなかったし、一体なんだろうって感じだったんですね。
 皮膚科でもらった薬でアレルギーを起こして救急車をよんだこともありました。
 そこで大学病院に行って精密検査をしたら、レイノー現象(四肢末梢部の痛みやしびれ)もあったことからも、クレスト症候群という診断を受けました。そして、治る病氣ではありませんとも言われました。
 この病氣とわかるまでは、何でこんな症状がでるのか全然わかりませんでした。

――なるほど。
 でも、病名がわかってからずうっと大学病院に通われ続けていたわけですから、こちらの治療法に抵抗を感じられなかったですか。

Aさん はい、比較的受け入れやすかったです。大学病院に通っているときから、桜沢先生や東城先生の本を読んでいて下地はできていましたので、やはりこういう療法の方がいいのではと以前から思ってはいました。
 そして、こういう病氣は現代医学では治らないことになっていて、治療法といっても対症療法に過ぎないですから。それで、前から痛み止めのような薬は一切飲んでいなかったですね。

――それでしたら、こちらの療法もすんなり受け入れられますね。

Aさん 大学病院に行っていた頃は、3ヶ月ごとに定期的な検査を受けるように言われていたので3年間続けたんですけど、体の状態はまったく変わらなかったです。
 そして、こちらのお茶の水クリニックに通うことにしたのです。最初のうちは、毎月こちらに通って、玄米菜食1日2回をきちんとやりました。それに、ここで院長先生の話を聞くと安心します。

――玄米菜食を実践していくうちに体に変化が起きてきましたか。

Aさん 3ヶ月位でだんだん元氣になってきました。体力がつき、体が疲れなくなったんです。
 昔は1日外出したら、次の日は家にいるような状態だったんですが、今は1日3件の用事が入っていても平氣です。病院に通っている周りの膠原病の人たちはどんどん悪化しているのに。
 今は、勉強会に参加したり、そのお手伝いをしたりしています。そのほかに、太極拳や書道をするなど1ヶ月の予定がびっしりです。
 おつきあいで外食の機会もありますが、家では玄米を食べてうまくバランスをとってやっています。いろいろなことができるようになったので本当に感謝しています。

――すごくパワフルですね。

Aさん むかしの私を知っている友人は驚きます。「あの頃のAさんは体が弱かったよね」って具合に。
 昔は見た目も病弱そうでしたし、何かするにしても病氣のことを氣にしてできませんでした。

――玄米菜食をすると、病氣が治るどころか心身ともに若返るんですね。

Aさん そうですね。今は、体に自信がついたので病氣のことは氣にならなくなりました。
 今は食べたいとも思いませんが、昔は大の肉好きで、牛乳も1日1リットルは飲みました。そして、食品添加物入りの食品だらけでしょう。今考えると、この食品添加物がいちばん悪かったと思うんです。薬では扁桃腺炎になって病院でペニシリンの注射をしていました。

自分の体は自分がいちばんよく知っている

――若い頃に摂られた薬や普通食が原因で、膠原病のような自己免疫疾患を引き起こすことは十分に考えられますよね。
 しかし食事療法をすれば、やられた分だけ確実に成果がでるわけですから、体に自信がもてるようになったのもよくわかります。

Aさん 旅行にしても、前向きに行けるようになりましたね。例えどんな症状がでても氣にしないようにしているんです。ですから、健康診断も行きません。

――そうですよね。普通の病院の健康診断を受けて悪い結果がでたとしても、病院で治療法がないって言っているのだから、氣分を害するだけ損ですよね。

Aさん だから、家で夫が一生懸命血圧を測っているのを見て、「そんなことしてなにになるの。もし血圧が高かったら嫌な氣持ちになるだけでしょ」って言うんです。
 自分の体調が悪くなれば、血圧計に頼らなくてもまず自分でおかしいと氣づきます。

――体が生活を正しなさいというふうに教えてくれているということですよね。

Aさん いろいろストレスのかかることが多いですけど、うまく対処をして発散させています。こういう病氣はストレスがかかると悪化しますので、ストレスをかけなければいいんだから薬なんか必要ありません。
 例えば、この前も氣晴らしにここから神楽坂まで歩いて、そのまま高田馬場まで歩いたりもしました。
 日本橋や上野にも同じようによく歩いたりします。その時、何かおもしろいものがないかなぁと思いながら。

――ワクワクしますよね。好奇心をもちながら歩くのって。
 そういう氣晴らしになるようなことをどんどんやると、病氣のことなんか忘れていつの間にか治ってしまうんですよね。 食事の内容も大切ですけど、病氣のことを忘れることも病氣治しには大切ですよ。
 ちなみにご主人様も玄米を召し上がられているのですか。

Aさん 昼と夜は一緒に玄米や蕎麦を食べています。
 ですから夫の高血圧もなくなりました。周りの人たちは病氣持ちばっかりなのに、夫は70歳を超えても元氣でまったく病氣はないので、やっぱりこの食事のおかげかなぁと思って。
 食事療法で私がこんなに元氣になったので、周りの人はどうしてそんなに良くなったのか興味は持ってくれるんですけど、でも、みんなに無理には薦められないですよね。

――結局、治療法の選択は個人の自由で結構ですが、ただ西洋医学だけしか知らないで、食事療法にはたどりつけずに亡くなられていく方がほとんどですから、そういう方たちには教えていく必要がありますよ。

Aさん そうですね。
 私の場合、過去に検査入院を薦められていたのですが、ずっと断り続けていたんです。そしたら、その医者から「責任は持てませんよ」と言われたんです。私は「あれっ、おかしいな」と思いました。
 病氣は自分でなったんだからそんなこと言われる筋合いはないと思いました。結局、全部自分のせいでなっているんだから、治し方も自分のやり方で治せばいいわけですから。

――現代人のほとんどが病氣になったら医者まかせという感覚でいらっしゃいますが、そんななかでAさんの場合は、きちんと自分の体を見つめられている姿勢が伝わってきました。

Aさん 私にとって風邪もむしろいいものだという感覚でした。学校だって休めましたから(笑)。
 私がこういう病氣になってから、自分の体は自分が一番知っているという考え方が強くなりました。とくに治らない病氣と言われてから、これは誰かに頼るものではないと思いました。

――最高の名医は自分ですよね。
 院長も、「患者さんたちは自分で本を読んで勉強して勝手に治っていかれる。私はその軌道修正のお手伝いをしているだけです」とおっしゃっていますよね。

Aさん そうですね。
 普通の病院の先生は、私の体のことをわかったつもりでいるから、責任をとるとかとらないとかの話になるんです。 ですから、そういう先生に入院の話を断るということはものすごく大変なんですよ。でも最後は、こちらのクリニックに来ました。検査入院なんか意味ないですから。
 これからも玄米菜食で、おつきあいも上手にして氣晴らしをしながら人生を楽しんでいきたいと思います。

――ときには脱線もして氣分転換をし、体と相談して軌道修正をされながら楽しい人生を送られてください。 本日はありがとうございました。