乳癌(その2)

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癌の再発に対しての不安がなくなった
―朝の目覚めの壮快さで食事療法を確信―

患者さんの体験談

 巷の情報に翻弄され、反って病状を悪化させるというような話をよく耳にします。
 今回お伺いしたAさん(55歳・神奈川県在住)は、病院で乳癌の2期と診断され手術を勧められました。手術を避けたいAさんは代替療法を模索していましたが、一方で癌は進行するばかり。やむを得ず乳腺の部分手術を受けられましたが、その後、時々襲う痛みのたびに「再発」の懸念。癌に効くとされている市販の健康食品を試されましたが、症状が軽減するどころか食欲がゼロになるという悪化ぶりでした。
 ちょうどその頃、知人から、癌の再発を恐れなくなるようなクリニックがあるということで、すぐにお茶の水クリニックを予約。食事療法を実践するにつれて食欲が湧いて胃が丈夫になってきたことを実感され、なによりも毎朝、目覚めが快適であることで玄米菜食の凄さを確信。今では一番好きな食べものは、「玄米!」とおっしゃいます。
 また、「受けることよりも与えることの方が幸福である」と語る前向きなAさんからは、食事療法のほか精神的な要素も相俟って自然治癒能が発動し始めた一面を垣間見たような氣がしました。

院長の所見

診療(2007年8月22日)
■ 内臓機能検査
自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きが変化しやすい。消化管としては胃の働きが落ちている。小腸と大腸の一部に少し負担がかかっている。血液の状態、肺の働きがやや鈍い。腹部臓器、肝臓、腎臓の働きが低迷している。
■ 血液の数値
尿素窒素、腎臓の数値が少し高い。腎臓が暑さによる影響を受けています。中性脂肪は少し高い。GOT、GPT肝臓の数値は、安定しています。本来、暑さの影響で肝臓も腎臓と同様に働きが鈍るのですが、肝臓の方はしっかりしています。

院長 血液生態所見ですが、肺と腸から毒素が出てきています。ボンパ血管も出ています。このように、かなり多種類の毒素が出てきています。
 毛髪氣能検査では、胃、小腸がマイナスになっています。消化管以外では腎臓の働きがマイナスの数値です。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に鳩麦、黒豆が特にご本人の体質好みの穀物です。
 ところで、むかしの自転車事故で痛めた股関節の状態はどうですか?

Aさん もう治りました。まったく何でもないです。

院長 確か、平成2年に、歩きにくいというような股関節の自覚症状が出たのでしたよね。要するに、小学生の時に起こされた自転車事故による問題は、まだ本当は解決していなかったのです。食事療法をはじめて何年か経って、再び股関節に違和感があった時に、ご本人の自然治癒力で本当にこの問題をクリアされたということになるんですね。
 かつて自転車事故を起こされた時、何も措置をとられなかったのですか。

Aさん 病院に行って検査を受けました。でも、骨折ではなかったのでそのままにしていました。

院長 そうでしたか。いろいろな問題が、食事療法の過程のなかで解決してきていると考えてよろしいですね。

Aさん 癌のことですが、5年経って再発しないなら問題ないという説がありますけど、どうなのですか。

院長 一概には言えません。現代医学では、そういうふうに言って安心したいだけのことです。我々の食事療法では、だいたい5年も経つよりもはるか前に治ってしまいます。ですから、5年というのは、あまり当てにならない目安とお考えになられたらよろしいですね。

Aさん 毛髪氣能検査でリンパがマイナスになっていなければ大丈夫だとおっしゃっていましたが。

院長 8年前に癌になった時には、少なくとも癌の項目がマイナス7でリンパの項目がマイナス8でないと癌は成立しないのです。リンパの方が先導役なのです。例えるなら、リンパがジャングルの木を伐採する役目で、そこに切り開かれた道を癌という殿様が籠に乗ってお通りになるのです。リンパの数字が高くないと、道ができていないので癌は前進できません。
 現在は、癌がマイナス7からマイナス1になり、リンパはマイナス8がプラスに変化してきているため、癌は完全に道を閉ざされました。癌がマイナスになっているのは、抗癌剤の影響もありますね。

Aさん まだ体に抗癌剤が残っているということですか。

院長 そうですね。すっかり良くなっているはずなのに、癌がマイナスでしばらく経過します。抗癌剤をお使いになられたわけですから。

Aさん そうですか。
 あと、夏になるとすごい湿疹が出るのですが、抗癌剤と何か関係があるのでしょうか。

院長 関係大ありですね。
 後壁に抗癌剤で完全に汚染された組織の写真があります。私が名づけた「ボンパ血管」というもので、体のなかで最も敏感な組織なのです。この組織は、いずれ枝分かれして、リンパ管、血管、交感神経、副交感神経に成長していきます。この敏感な組織は、抗癌剤のような強い薬が入ると真っ先にやられます。あの写真では、抗癌剤で組織に黒く色が付いていますが、色が付くということは、その組織は死んだということを意味します。それが、体力がなくて体のなかにずうっと残っていたのですが、食事療法をはじめてから体力がついて、1年くらいでようやく血液に出てきたのです。とにかく相当体力がついて、内臓にパワーがないと出てきません。

Aさん 私みたいに7年くらい経って出てきたのは遅いですか(笑)。

院長 人によってさまざまですから。なかには、10年経って出てきた人もいますからね。

Aさん そういう方もいるのですか。
 あともうひとつお伺いしてもよろしいでしょうか。
 今、トルマリンが流行っていますが、水晶と同じような効果があるのですか。

院長 人との相性によって違います。Aさんの場合、トルマリンは合っていますよ。ただ、6月の結果ですから、春や夏の季節には相性が良いということなのかもしれません。ですから、春夏秋冬に自分にとって相性の良い4種類の石を知っておく必要があります。

Aさん はい、わかりました。

院長 植物は季節の影響を非常に強く受けています。それは、植物が人間なんかよりも次元の高い生き方をしているからです。太陽の光や二酸化炭素、水などの簡単な元素から動物の餌である炭水化物、その他をつくりだしています。
 寿命に関しても、人間はせいぜい100年であるのに対し、植物特に樹木は1000年単位で生きているため、強靭な生命力をもっているといえます。なぜかというと、宇宙と直に交信しているからです。人間は、でたらめな情報に左右されるように次元の低い生き方をしています。動物は次元の低い3次元の世界で、植物は4、5次元という高い次元で生きています。だから、宇宙エネルギーを上手にとりこんで、それを活用することができるのです。動物にはそこまではできない。だから、人間が植物を痛めつけ、その生命を奪ってしまうというような行為は、あとでしっぺ返しを必ず受けるでしょう。地球温暖化の問題も、もっと大きいことを孕んでいると考えた方がいいです。
 海から上陸して陸地を支配した最初の生命体こそ植物です。そのあとしばらくして動物が陸に這いあがってきました。だから、動物が海から陸にあがった時には、植物を餌にするしか生きる術はなかったのです。よって、人間も含め動物は、本来的に菜食者でなくてはならないのです。肉食をしないで、植物を活用した動物だけがかろうじて生きのびることが許されたのです。

Aさん そうですね。どうもありがとうございました。

インタビュー

毎朝、“すっ”と起きられる

――お茶の水クリニックをどこでお知りになられたのですか。

Aさん 1998年の4月に癌の2期と診断されました。そして、できるだけ手術はしたくなかったので、いろいろな方法を模索していました。そんなことをしているうちに、癌の方は進んでしまいました。よって、手術をせざるを得なくなって、9月に乳腺の部分切除手術を受けました。
 それから体力が落ちたので、いろいろな健康食品を試していたのですけど、月に1回は肝臓のあたりが痛くなったりして、その度に病院にかけこんでいたんですね。再発じゃないかなぁと思いまして。これから先、ずうっとこういう生活なのかと考えると、お先が真っ暗になってしまいました。その時、知人がお茶の水クリニックの患者さんで、癌が治るという情報を教えてくれ、それでここを知ることができたのです。知人に、「そこのクリニックは、癌の再発を恐れないで生活したい患者さんでも受け入れてくれますか?」と訊ねると、「大丈夫ですよ」といってくれたんです。それで、すぐにお茶の水クリニックに予約しました。
 こちらでお世話になる前は、癌を治すためにプロテインやビタミン剤などの市販の健康食品をたくさん摂っていたのですが、全然効果がなく、むしろどんどん悪くなるばかりでした。結果として、食欲がゼロになり体力が落ち、クリニックには這うようにして訪ねたのです。

――普通の薬局で売られている健康食品は、効能があったとしても氣休め程度ですからね。

Aさん そして、玄米の炊き方など基本的なことからいろいろ教えていただいて、その通りにやったらだんだんと食欲が正常にもどってきたのです。今までは、ご飯茶碗半分の量でおなかいっぱいになっていたんですけど、玄米菜食にしてから、ご飯一膳食べてもまだ食欲があるくらい胃が丈夫になってきたのです。すごく嬉しかったですね。

――そうですか。他にも玄米菜食の効果を実感されましたか。

Aさん 1ヶ月もしないうちに効果があらわれてきました。今までは週に一度は起きられなくて昼過ぎまで寝ていました。とにかく朝が辛かったのです。でも、玄米菜食をしてから、目覚まし時計を使用しないで6時頃には“すっ”と起きられるのです。それで、「健康は食べるものからはじまる!」と確信しました。

――よかったですね。

 今まで、肉などの普通食を召し上がっていたからこそ、顕著にその効果を実感することができたのではないでしょうか。

Aさん そうですね。食事に関しては、いきなり玄米菜食を徹底して長続きせず挫折してしまうのが嫌だったので、徐々にならしていきました。やはり、週に一度くらいは大魚を食べたりもしました。そして、自然医学の月刊誌を毎月読んでいるうちに何がいけないかなど色々なことがわかり、悪いものはまったく食べないようになりました。というよりも食べたいという氣持ちがなくなってきました。今は、しらすで十分ですね(笑)。

――体がきれいになってきた証拠ですね。いいことですよ。

玄米菜食と氣持ちの持ちようの相乗効果

――今からお考えになると、癌になった原因は何であると思われますか。

Aさん 乳製品を多く摂っていました。卵は体に良いということで1日1個は食べていましたね。あと、みそ汁はほとんど摂りませんでした。それと、甘いものが大好きでしたね。

――なるほど。やはり、そういうものは原因にはなりますよね。

Aさん 今は玄米菜食なので、メニューをあまり考えなくてすむので楽です(笑)。もし「食べもののなかで何が一番好き?」と聞かれたら、「玄米!」と言えます。だから無理なく続けられると思うのです。

――自然にできることが一番いいですよね。それでは、ご主人様も一緒に玄米を召し上がられているのですね。

Aさん 主人も、軽い狭心症みたいな症状をもっていました。時々、胸が痛くなったりしていましたね。それで一緒に食事療法をしたら良くなりました。

――そうでしたか。
 このご時世、病院では3分診療で、患者さんのことをよく診てくれませんが、森下式の診療に対してどうお感じになられましたか。

Aさん 森下先生は親しみやすいお方で、どんな質問にでも答えてくれ、常に謙遜されているので人格者だと思います。
 また、今はプライバシーを保護するような体制が一般的ですが、このクリニックでは個室に入って診療を受けるということがないですよね。この一般常識にとらわれない診療方針がいいですよ。ほかの患者さんの話も聞けて大変勉強になります。

――一般常識とされているものが良いとは限りませんからね。

Aさん そうですね。食べものに関しても、肉などは本当に必要ないものですし、薬は毒だと思っています。ですから、お茶の水クリニックに通いはじめてから歯科以外は病院に行ったことがありません。
 とにかく、朝すっきり起きられたことで、この食事療法を確信しました。数ヶ月で体重が15 kg減り、体が調子いいのです。

――自信をもって、前向きに食事療法をされたことが治癒効果にプラスになっていますよね。何ごとも氣持ちの持ちようで変わってきますから。

Aさん そうですね。体が良くなったのは玄米菜食のおかげですが、精神的なものもあって相乗効果を発揮していると思っています。
 常日頃から、「受けることよりも与えることの方が幸福である」という氣持ちになりました。例えば、誰か風邪をひいたら玄米ごはんをもっていってあげるとかですね(笑)。だから幸福でいられると思うのです。また、「喜びに満ちた心は治療薬としてよく効く」という考えで、何事も前向きに取り組んで生きるようになりました。

――最後に、Aさんにとって森下自然医食療法をどう捉えていますか。

Aさん 癌になって良かったと思わせてくれる療法ですね。もし癌にならなかったら、今でも悪い食事をして、体調を崩してばかりいたと思います。お茶の水クリニックに出会えてよかったです。

――癌になったからこそ正しい食事に氣づくことができたわけですね。
 本日は長い時間ありがとうございました。