乳癌(その4)

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「癌」に対しての恐怖心はどこか遠くへ
―親子で玄米、息子は陸上部で記録更新―

患者さんの体験談

 今回お伺いしたAさん(女性・50歳・埼玉県在住)は、20歳時に乳腺腫に罹られましたが、当時は食事療法をご存知ではなかったので、通常の病院で外科的な手術で対応されました。また、生理痛が激しく、後には子宮内膜症との診断結果も……。
 そして、長年の普通食ならびにご主人様を病氣で亡くされた―などの精神的ストレスも加担して、47歳で乳癌を発病。
 以前から病院に不信感を抱かれていたAさんは、当クリニックの食事療法を選択。玄米菜食を実践されていくうちに、身体が答えを出してくれるような状態にまでなられ、自信がついてプラス思考の発想に―。また、癌に対しての見方も変わり、「癌=死」という恐怖心はどこか遠くへ。
 今では、親子で楽しく玄米菜食。ご長男は高校生の頃、「玄米おにぎり・枇杷茶」で陸上大会にて自己ベスト記録を更新!  身体が引き締まり、食べ物の嗜好性が変わり、集中力・スタミナともに向上したことを体感されたそうです。
 現在、Aさんご本人は、仕事の合間を見つけられては、鍼灸・蜂針・岩盤浴など排毒を促す療法に努められ、日々前向きに過ごされていらっしゃいます。

院長の所見

診療(2009年1月17日)
■ 内臓機能検査
自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きも変化しやすい。消化管としては、胃から十二指腸の働きが少し落ちており、大腸の一部に少し負担がかかっている。血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。腹部臓器、肝臓、腎臓、婦人科系統の働きも少し低迷している。

■ 血液の数値
尿素窒素、腎臓の数値は大丈夫です。腎臓は、寒さのストレスを受けていませんね。それからGOT、GPTなど肝臓の数値は少し上がってきていて、寒さの影響を受けていると言えます。しかし全体的にみますと、血液の状態は安定していて良い状態ですよ。

■ 毛髪氣能検査、血液生態
毛髪氣能検査では、自律神経系の交感神経・副交感神経がマイナスです。従って、消化管は全てマイナスになるはずなのですが、胃はプラス2、十二指腸と大腸ではプラス1になっています。この様に,良い状態に変わってきています。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に粟と小豆がとくにご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態写真には、肺と腸からの毒素が出てきています。色々な大型の毒素を出せるような身体の体勢になってきました。なかなかよろしいですね。
 ところで、正月の食事はいかがでしたか。

Aさん 去年までは温泉に行っていたんですけど、それですとやはり食事のほうが問題なので、今年は家で1日2食、玄米を食べていました。そして、新年会のときは煮物など選んで食べるようにしました。ですから、そんなに体重が増えたりはしませんでしたよ(笑)。

院長 結構ですね。

Aさん 娘も玄米を食べるようになりました。

院長 娘さんはおいくつなのですか。

Aさん 16歳で、高校生です。学校には玄米の焼きおにぎりや玄米弁当を持っていっていますね。「お肉はいらない!」って、言うのです。

院長 そうですか。今までは食べておられたのですか。

Aさん 食べていました。今では、おかずはきんぴらごぼうとかですね。

院長 これは大事なことですよ。女の子を育てるのにステーキなどの肉類を食べさせていると、必ず生殖器官の病氣が発症してきます。ですから、本当に女性らしく育てるためには、昔の日本的な食生活に戻さなければいけません。今のほとんどの人は無国籍型低脳性食事ばかりで、大なり小なり肉乳食になっています。

Aさん はい、そうですね。でも、うちの子の場合、私が子供におやつとしてお菓子を買っておくと怒られるんですよ(笑)。「買ってこないで!」って言われてしまいます。朝は、「大黒天」を一杯飲んで、玄米の焼きおにぎりを持って出かけて行きますね。

院長 しっかりしていますね。とても優秀です。しかし、玄米煎餅やポン煎餅などを用意するくらいはよろしいのではないですか。

Aさん ええ、そうですね。甘栗くらいは食べますね。でもやっぱり高校生だから友達との付き合いで外食はあるらしく、そのときは身体にてきめんに反応が出るらしいです。この前もディズニーランドでお菓子を食べたみたいで、「すぐに肌に吹き出物が出た」と、言っていました。

院長 それは身体がだんだん本物になってきた証拠です。そういう反応が出なかったら、身体がかなり鈍ってきていることになります。

Aさん なるほど。玄米にしてから身体がすごく細くなって、集中力もすごくついてきましたね。

院長 これからどんどん変わっていきますよ。素晴らしい人材になりますね。

Aさん あと、睡眠時間が短くても頑張りが利くようになりました。それは私も同じように感じます。「玄米にして良かったなぁ」と、本当に思いますね。圧力鍋で炊くとおいしくて、これなら毎日でも大丈夫です。

院長 よかったですね。娘さんは診療にいらっしゃったことがありますか。

Aさん まだ来ていないです。娘より息子のほうが初めに玄米を始めました。息子は陸上部で、玄米にしたら身体が締まってきて、高飛びの競技の記録が良くなったんですよ。それからというもの、大会があるときは日程に合わせて、食事は玄米おにぎりと枇杷茶だけにしたりしていましたね。

院長 立派ですね。息子さんは身長が高いのですか。

Aさん 170cmはないですね。でも、自己ベストで走り高飛びで190cmを跳んだみたいですよ。

院長 すごいですね。マラソンなどをやられても良い結果が出せますよ。皆さんがこのようになっていけば、安定した良い世界に変わっていくんですけどね。残念ながら、戦後、考え方が狂ってきている状況です。Aさんのお子様の場合、良い意味で模範的な存在です。

Aさん 職場でも、玄米を食べようと思っている人が出てきていますね。

院長 出てきましたか。何事もそうで、その様に陰徳を積まれることが大事ですよね。それはいつか必ずプラスの形で、自分自身に還って来ることになるでしょう。
 とにかくお子様の場合、頭の働きなども変わってきますから、ご本人の能力を最大限に生かせる様な条件設定をしてあげる必要がありますよね。

Aさん 確かに親から見てもかなり変わってきた様な氣がします。

院長 本当は、若い頃からこの様な体験をされている方が自然医学の道に行かれるといいんですけどね。真実を掴まえる能力が培われているでしょうし、西洋医学の何処がおかしいのか―ということも自然に見えてくる様な人材が望ましいのです(笑)。

Aさん 進んだ道は全く違っていて、ピアノの方に行っています(笑)。

院長 いずれにしろ能力を過小評価せず、能力には際限が無い―のですから、大きな目標設定をしていただいた方がよろしいと思います。

Aさん 分かりました。どうもありがとうございました。

インタビュー

食事療法と心のもちようが大事

――乳癌になられてから、当月刊誌でおなじみの鹿川先生の鍼灸治療も受けられているそうですが。

Aさん “氣”の鍼灸治療というのは、私には分からない世界ですけど、効いているような氣がします。何故か分からないけど、そこに行くと痛みが和らいだり、精神的に落ち着いたり、体調が良くなるんですよ。目に見えない力が働いているんでしょうね。
 初めは、主人の病氣で鹿川先生にお世話になっていました。結局、食事は普通食だったので残念なことに亡くなってしまいましたが、鹿川先生は最後まで「人間には自然治癒力があるんだから、本当は病院での治療をしない方が治るんだよ」、と言ってくれました。

――病院では自然治癒力を封じ込める療法をしているわけですから、対症療法で一時的に体調が良くなったとしても結局は何も解決できていませんよね。

Aさん 伴侶を失った精神的ストレスは大きく、それから10年後に私が癌になってしまいましたが、患者としては安心を求めて病院に行っているのに、医者は必死になって病氣を見つけようとするんです。そのわりには、「病氣を早く見つけて早期治療をしても治るとは言えない」と、言ってくるんです。何のために病院に行っているのか―という氣分になりました。手術は受けましたが、抗癌剤と放射線はやるつもりはなかったので病院に行く意味が無い―と、思い始めました。
 鹿川先生に相談したら、「森下先生のところできちんと食事指導を受けたほうがいいですよ」と、こちらを紹介してくださったのです。

――当クリニックで森下院長のお話を聞かれていかがでしたか。

Aさん 森下先生の本を何冊も読んで納得していたので、抵抗なく受け入れられました。そして食事療法を実践しているうちに、身体でも分かる様になりました。
 それに、こちらに来るまでは癌に対して恐怖心があったんですけど、今は無いですね。今では病氣になって良かったなぁと思っています。以前は分からなかったんですけど、心の持ち方がとても大事であることに納得しました。やはり病氣治しには、食事の内容も大事ですけど、心の持ちようもかなり大きいと思いますね。
 病氣は自分で造ったものだ―と、身にしみて感じる様になりました。だから、生活スタイルを変えれば自分の力で治せるとも思っています。全てのことが自分にとって必要であるから起きている―と、プラス思考になってきましたね。

――普通の病院と違って、癌に対しての見方も違いますからね。

Aさん そうですよね。病院に行く場合、よっぽど自分自身に確信のある考えを持っていないと、医者のペースに乗せられて、その氣になってしまいますよ。だいたいの方は、薬で症状を抑えているだけにもかかわらず治った―と勘違いをしていますね。

親子で玄米、息子は陸上部で自己ベスト記録

――病氣になられる以前は、どの様な食事をされていたのですか。

Aさん 普通の食事をしていましたね。当時は、栄養のある正しい食事を摂っているのに、どうして私が病氣になるのか―と、思っていました。肉、卵、野菜も食べ、バランス良く30品目食べているのに―という感じでしたね。でも、ウインナーなどの加工食品も食べていましたね。そして、生理痛がひどくて鎮痛剤ばかり飲んでいました。

――今までとは違った食事の内容になって馴染めましたか。

Aさん 玄米に出合えたことがものすごく嬉しかったですね。こんなにおいしいものを何でもっと早くから知ることができなかったのか―と、思いました。食生活が変わったことは全然苦ではなく、今では肉とかを食べたいとも思いません。ただ、間食はしてしまいますね(笑)。でも、お菓子などは選んで食べるようにしています。身体が受け入れられるようなものだけしか食べませんね。最近では、たまに変なものを食べると、身体が反応しますね。便秘になったりするのですぐ分かります。

――血液がきれいになってきたんですね。

Aさん 子供たちも玄米を食べる様になってからは、身体が締まってきて、体調も良くなり、食べ物の嗜好性も変わってきたみたいです。例えば、野菜に調味料などをかけなくなり、自然の味で食べるようになりました。
 息子は陸上部なんですけど、玄米おにぎりと枇杷茶で自己ベスト記録が出せたので、ほぼ玄米菜食でやっていますね(笑)。

――若い頃、良い食べ物で身体を造り上げておくことは、非常に大事なことですよね。ましてや、運動部の息子さんが、玄米菜食はスタミナ食である―ことを体感されていることは、貴重な体験になっていますよ。

Aさん 私もこの3年間は、原則として食事の内容を守りました。そのせいか、体調が良いうえに肌のシミなどもとれてきました。
 朝起きて、「陽禄燦」と薬草茶は欠かさず飲みますね。そして「QRT」もお氣に入りで、あの苦さがたまりません(笑)。最後に「大黒天」を飲んでから会社に出かけます。この朝の時間が幸せです。ちなみに、「大黒天」はおいしいので、1年分買い込んでいます。そして、職場で午前中は空腹で過ごし、昼にきんぴらごぼうなどをおかずにした玄米弁当を食べる瞬間が至福のひと時です(笑)。娘も同じようなことをしていますね。

――食事療法や鍼灸のほかにはどのようなことをされましたか。

Aさん 歩くように心がけました。そのほかに、枇杷の温灸やこんにゃく湿布をしましたね。蜂針療法も受けているんですけど、そこの先生は身体に“氣”を入れてくれるのでとても元氣になります。あとは、病氣をする前は汗をかけない体質だったのですが、岩盤浴に通ったら氣持ちが良くて、汗をかけるようになってきました。以前は汗腺が機能していなかったから、毒素を溜め込んでいたのかもしれません。

――それらの排毒を促す療法はとても良いですね。これからの時代、「出す力」を養ったほうが勝ちですね(笑)。本日はどうもありがとうございました。