大腸癌(その1)

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“食”の大切さを痛感 ―月刊誌に導かれて― 〈大腸癌〉

患者さんの体験談

人間はだれしも大病にならないとなかなか本氣にはなれないもの。しかし、対応の仕方の方向性を間違えれば命とりになります。

今回お伺いしたAさん(73歳・茨城県在住)は、43歳に子宮筋腫の手術を受けられたのちに、知人の薦めで当自然医学会員になられました。

Aさんは、当初、看護師だったということもあり現代栄養学を盲信し、動物性食品を毎日召し上がっていました。しかし、毎月送られてくる当月刊誌を読まれていくうちに玄米菜食が身体に良いということを理解され、ご本人なりに食事療法を実践。月刊誌が指南役になって食生活の軌道修正を図ったおかげで、すこぶる身体の状態が良くなられたのですが、それが却って油断の種になってしまいました。

玄米菜食から遠ざかられて、平成18年4月に大腸癌を発病。改めて食の大切さを身をもって痛感され、今度こそという氣持ちで当クリニックにいらっしゃいました。

1年以上経過した現在では、体調も良くなられ、生かさせていただいている大自然に対して感謝の氣持ちを忘れずに日々過ごされているそうです。

院長の所見

診療(2007年10月24日)

■内臓機能検査
自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きが変化しやすい。消化管として胃から十二指腸の働きが落ちている。大腸の一部に少し負担がかかっている。血液の循環の状態、肺の働きが鈍い。腹部臓器、肝臓、腎臓、婦人科系統の働きが少し落ちている。
■血液の数値
尿素窒素、腎臓の数値が少し高い。中性脂肪も僅かに多い。GOT、GPTなどの肝臓の数値は、まあまあという状態です。
院長 血液生態ですが、ボンパ血管として細いものとかなり大きいものとが出てきています。他に、円盤状毒素、肺から出てきた公害毒素があります。肺から出てくる毒素とは、車の排氣ガスがほとんどです。Aさんの場合、去年は、肺から毒素がたくさん出ていました。
 毛髪氣能検査では、自律神経系、交感神経、副交感神経の数値がマイナスなので、消化管全体もマイナスになります。消化管以外では腎臓、肺、心臓の働きがマイナスの数値です。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に鳩麦、稗が、特にご本人の体質好みの穀物です。

Aさん 背中がすごく痛かったので、何かの病氣になってしまったのかと思ったのですが。
 この前、海のほうに行ってきて刺身や貝を食べたりしてしまったので、その結果、悪くなったのではないかと少し心配していました。

院長 肺から毒素がどんどん出てくるときには、肺のあたりに自覚症状が起きることもありますよ。

Aさん 1ヶ月くらい痛かったので、ひょっとしたら好転反応かとも思いました。結局、しばらくして痛みもおさまってしまいました。
 あと、大腿骨がしびれたりするんですけど、これも好転反応の一種なのですか。

院長 血液の循環や氣の流れの状態に関係しています。身体には血液と同時に氣が流れています。宇宙のかなたからやってくる氣は、人体にもどんどん入ってきています。健康体の場合、十分にその氣を取り入れることができるのですが、不健康状態あるいは病氣の場合は氣がどうしても渋滞や停滞を起こしてしまいます。
 病氣とは、氣が病むと書きます。ですから病氣は、氣が関係しているのです。健康体の人でも氣の流れが局所的に悪くなれば、しびれの症状がでたりすることはよくあることですね。

Aさん  だから、良くなったり悪くなったりするんですね。
 あと話は変わるのですが、貴石は身体に良い影響を及ぼすということなので、やはり石を身につけておいたほうがよろしいのでしょうか。

院長 そうですね。でもAさんの場合、現在、身体の状態が激しく変調してきていますから、特に氣にしなくてもよろしいですよ。
 ちなみに、以前は琥珀との相性がよかったですね。たぶん、この石は今でも使ってもよろしいんじゃないですか。

Aさん  家にある指輪などをなるべくつけるようにしていますけど、こういうことでも効果がありますか。

院長 指輪の場合、身体の中の氣を左右する力がちょっと弱いです。
 ブレスレットやネックレスのように皮膚としっかり接触する面積が多いもののほうがいいですね。

Aさん  そうなんですか。それでは、できるだけネックレスをつけるようにします。

院長 そういうことです。
 ひとつ続けてお試しになってください。

Aさん  ありがとうございます。

インタビュー

森下自然医学は本物

――かなり前から、自然医学の会員でいらしたということですが。

Aさん  実は、43歳の頃に子宮筋腫の手術をしたのですが、そのときに知り合いのかたから森下先生のことを教えていただいて会員になりました。
 そして、毎月送られてくる月刊誌を読んだら玄米菜食は身体にいいということがわかり、玄米を食べるようになりました。はじめは半信半疑でしたが、この雑誌に書いてある記事をいろいろ読んでいるうちに、この自然医学は本物だなぁと思うようになりました。そして自分なりですが、玄米菜食をすることにしたのです。

――はじめは子宮筋腫になられたそうですが。

Aさん 子宮筋腫になる前は、肉、卵などが大好きで毎日のように摂っていました。
 私は過去に看護師の仕事をしていたということもあって、現代栄養学を信じきっていましたね。肉はたんぱく質、卵は完全食品、砂糖はエネルギーになるということで、しかもすごく安かったのでかなり摂りましたね。あと、ケーキなどもたくさん食べました。友人と一緒に中華料理などいろんなところで外食をしました。
 そして子宮筋腫になって玄米菜食を始めると、そこまで食べたいという氣持ちはなくなりました。そして、今はまったくないですね。食べたいという欲がなくなったので、ストレスにはならないです。食に対しては、今の状態で満足しています。

――去年、病院で大腸癌と診断されて、初めてお茶の水クリニックにいらっしゃったということについてですが。

Aさん 子宮筋腫の手術をしてから数年間くらいは、こちらの月刊誌で動物性食品は悪いとわかっていたのですが、肉や卵を子宮筋腫になる前ほど食べなくなったという程度で、玄米菜食を守れていなかったですね。玄米にも小豆をいれる程度でした。そして、パンは大丈夫だろうと思って、イーストのパンをしっかり食べていました。
 それで、月刊誌は十年間ぐらい読んでいたのですが、とくに病氣になったりはしなかったので月刊誌もとらなくなってしまいました。そうすると、だんだん普通食にもどってしまいましたね。
 そしてあるとき、調子が悪くなって検診を受けたら大腸癌と診断されました。それで、今度こそはきちんとやらないといけないと思い、こちらに伺いました。やっぱり肉や卵などの普通食をすると癌になるんですね。

――そうでしたか。でも、月刊誌で本物の治療を理解されていたからこそ、こちらにいらっしゃることができたわけなので、そういう意味では良かったですね。

Aさん そうですね。月刊誌でいろいろ刺激を受けていましたので。
 とにかく薬は悪いということなので全然のんでいません。子宮筋腫のときも薬はのみませんでした。
 今回の大腸癌も病院で手術をしましたが、それだけではだめと思い、やはり食事療法で治そうと決めました。

――大病をしたからこそ食事療法の大切さに氣づかれたわけですね。

Aさん 森下先生の話で、食事のことに関してある程度はわかっていたのですが、自然医食のすすめという本を読んだら、やっぱりきちんとやらないとだめだなぁと思いました。
 玄米菜食をしていると大好きなパンも食べたい氣持ちがまったくなくなりました。でも、娘が塩だけで作ってくれるパンはおいしいですね(笑)。その代わり市販のパンはまずく感じるようになりました。

――本物の味覚になってきたのですね。身体が軌道修正できて良い方向に向かっているのでよろしいのではないでしょうか。
 さかのぼると、子宮筋腫になられたおかげで何かの縁で食事療法をお知りになられたわけですから、そのときの病氣も無駄ではなかったですよね。病院に行っていたら、薬をのまされてもっと悪くなるわけですから。

Aさん ええ、そうですね。本当におかげさまです。子宮筋腫になってからもずっと普通食でやっていたら、もっと速く確実に癌になっていましたね。あの頃は、私のまわりに癌のかたがたくさんいました。
 去年、森下先生に今までのことをお話したら、「人間は、病氣にならない限りなかなか本氣にならない」と言われました(笑)。

――人間は意志が弱いですからね。

Aさん そうなんですよね。自分もやはりだめでした。

――食事を長いあいだ脱線されたということですが、いずれにしろ化学薬剤を服用されなかったことは良かったことですよね。

Aさん 月刊誌を読んで、薬は毒であるという認識があったので、基本的にはのまないようにしていました。便秘で漢方薬をのんだくらいです。
 ただ、コレステロールが高いと病院で言われて化学薬剤をのんだことがあります。そのときはすでに肉、卵が悪いことは月刊誌で知っていたので、そのような食べものは摂っていなかったんですけどね。

――それは、子宮筋腫になる前の食事のなかに含まれていた毒素が、身体に蓄積されていて、玄米菜食をすることで血液中に溶毒されて、その脂肪代謝が改善しようとしている過程のなかで、たまたま病院の検査でひっかかったというふうにも解釈できますよね。
 でも、そのままずるずると、ふつうの病院に通い続けるということをしなかったことは正しい選択でしたね。通常、患者さんは病院側の言うことを信じて病院に通い続けるわけですから。

Aさん むかし月刊誌を読んでいたおかげで、森下先生がおっしゃることは正しいことであるとわかっていましたから。
 食事の内容は大事なことなんですけど、この前、大洗に行っていろいろ食べてしまいました(笑)。

――大洗といえばアンコウですか。

Aさん アンコウのあらやハマグリ、ウニを食べました。

――結構じゃないですか。それはたまにだったらよろしいのではないでしょうか。

Aさん あと、ふだん海藻類は摂るようにしています。ワカメ、フノリ、ヒジキなど。

――いいですね。Aさんが召し上がられようとしているものは、大腸にもいいですよね。

Aさん そうですか。確かに食事を正したことで、いろいろな症状(好転反応)がでましたね。
 例えば、2~3ヶ月のあいだ関節が痛くなりましたね。あとは、胃腸が痛くなったり、最近では背中が痛いんですよ。しびれがあったりもします。ほかに、歯ぐきが腫れたりもしました。
 やはり、こちらの食事療法は本物で絶対に大切なことであると思いました。
 それに、森下先生とお話していると、すごく安心していろいろと質問もできます。

何ごとにも感謝できる

――食事療法は大事ですが、運動もされていますか。

Aさん 運動は苦手なのであまりしていませんね(笑)。孫とボール遊びをするぐらいですかね。ただ、歩くことは心がけています。たまには友人と山歩きもします。

――屋内にいる時間を少なくして、正しい食事をすれば病氣なんて縁がなくなりますよね。

Aさん そうですね。これからもこちらの療法でやっていくつもりです。
 いろんな症状がでても好転反応だと思うようにします。結局、痛みなども自然と落ち着いたわけですから。

――放っておくのが一番です。でも、お手当てはおやりになったほうがいいですよ。排毒を促しますから。

Aさん ビワ葉温灸は定期的にやっています。コンニャク湿布をしたり。
 ビワ葉療法は、こちらの月刊誌で知ってからまわりの人に薦めていました。当時、私はまだ看護師だったので、「なんで看護師がこんなことを薦めるんだ」ってよく言われていましたけどね(笑)。

――今日の血液生態検査でもいろいろ毒素が出ていましたよね。むかしの毒素も出ていますね。お手当ての効果かもしれませんよ。

Aさん はい。あと、手にタコができたんですけど、ビワ葉温灸をやったら消えてしまってきれいになったんですよ。本当にびっくりしました。それで、ビワ葉はすごいんだなぁと思って時々やっているんです。

――市販の化学薬剤の軟膏に頼らないで、自然な療法で治すという心がけは大変素晴らしいですね。

Aさん そうですね、大事なことですよ。何かあっても、なるべく自然なかたちで治そうと思っています。自然療法のお手当ての本も買って、それにそってやっていこうと思います。

――このようなお手当ても含めた食事療法などの自然な療法をしていく過程で、考え方なども変わってきたのではないでしょうか。

Aさん 感謝の氣持ちを強くもつようになりました。先祖に対しても、供養することは感謝をすることであると思うようになりました。
 人間の身体は空氣や水などで生かされているので、大自然に対しても感謝の氣持ちをもつようになりました。
 孫たちにもそういう話をしたりしています。玄米ごはんの話もしますけど(笑)。

――そのような感謝の氣持ちをもつことはものすごく大切なことですよね。身体にも必ず良い影響をもたらしますよ。 本日はありがとうございました。