月刊誌「森下自然医学」530号
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2010年8月号(530号)
- 特集 花酒を酌み 石と語る(前編)
春たけなわの4月半ば、森下国際長寿科学研究所に、十合晄・祐子ご夫妻をお迎えしました。寒暖の大きな落差も凪ぎ、日曜ごとに降ったきた雨も止み、理想的陽気に。しかも、天候の特異性が桜・桃、躑躅の同時満開との珍しい演出までも。そんな中で、穏やかに、奥深い語らいが進みました。
本編ではその模様を詳しく紹介させていただいております。
- 巻頭カラーページ
- 世界初の大発見 森下自然医学の基礎理論である「末梢血液空間」と「ボンパ血管」学説
- 食を支える人たち 赤石誠一さん
- Natural Cooking 「雑穀夏野菜サラダの梅酢葛ゼリー和え」
- 森下自然医学流メディカルハーブ 第5回 「ビタミンCを補給して感染・炎症に備えよう」
- 好評連載シリーズ
- クリニック点描(第206回)「クリニックの指導に感謝―自然医食は視力をも回復させた―(胆管癌)」
今回お伺いしたのはH.Kさん(女性・68歳・千葉県在住)です。
Hさんは、2年前に胆管癌を発症されました。胆管とは、肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで運ぶ導管をいいますが、そこに発癌すると、黄疸などの典型的な症状が現れます。
Hさんも例に漏れず、健康に対する過信と仕事の過剰なストレスが原因だったのでは―と振り返っておられました。切除手術をされた後、主治医から抗癌剤を勧められましたが、投与の後、身体機能がどんどん低下していくのがわかり、1ヵ月で中断。既存の療法に疑念を抱き、病院を出る決意をされました。
たまたま、玄米菜食料理の指導士を目指している姪御さんの話を聞き、当クリニックをお知りになれて来院。自然医学の理念をしっかりと理解され、玄米食に切り替えた結果、順調に回復されています。
「お茶の水クリニックでは、診療の度に、森下院長とスタッフの方々の適切な指導に触れることができるので、身が引き締まり、基本食と咀嚼・ひと口200回の重要性を思い出して立ち返ることができます」とのこと。
今では、悪かった視力も驚異的に回復して、森下式食事療法のパワーは凄い―と喜ばれ、これからも一層、自然医食を忠実に実践していきたい―と決意を新たにされていおります。
本編では、この方の診療内容とお話をより詳しく紹介しております。
- 巻頭随想 「東・西兩『発癌論』」
- 自然医学から見た病態生理学講座(39) 「最新の免疫治療と自然医学 その1」(岡田恒良)
- 北の空から(11) 「発酵の辺り、機心の触り」(自然食の店「まほろば」主人・宮下周平)
- 身近に潜むアブナイもの…(61) 「糖尿病の原因は動物食だ!―『チャイナ・スタディ』第2弾、粉ミルクで13倍発病―」(地球環境問題評論家・船瀬俊介)
- 医学の流れを変えたフィルヒョウの呪縛 第3回(セントマーガレット病院総合医療科・酒向猛)
- 巻頭随想 (7月号「羊テキチョク―羊を惑わしめたる植物」)熟読玩味
- 太田龍と自然医学(第11回) (栗原千鶴子)
- シリーズ 食を支える人たち 明石誠一さん
- シリーズ 新・医を考える(第69回) 「脱毛治療の考察」(大内晃一)
- 会員さんご紹介 O.Yさん(高知県高知市在住)
- 発酵のミラクルパワー(第2回) 「納豆(1)」
- 生きる力を育む(20) 「表示のマジックから目を覚まして」(中村陽子)
- 森下国際長寿化学研究所を支える野草たち
- 自然医学誌俳壇(第115回) 「夏炉(なつろ)」「蜥蜴(とかげ)」(俳人:秋山素子)
- 大地からの便り 古代エジプトの解明 ロゼッタ・ストーン他
- 森下流鍼灸師への道~ある鍼灸師たまごの日記~第8回
- 森下村の一休さん登場!!第8回
- 自然医食的<薬になる食べ物>(19)
- グルージアから 今月これが一押し! 「SR(シルクロード)長寿郷(顆粒)」
- そこが知りたい自然医学Q&A(25) 高血圧
- 森下敬一随想集「花吹雪」(第136回) 栄養迷信学
- ニュースクリップ 「電磁波 オランダでは一次“疎開”」
- NaturalCooking 「雑穀夏野菜サラダの梅酢葛ゼリー和え」
- 運の良くなる病気の治し方 「治りやすい癌と治りにくい癌(後編)」(熱海断食道場・牧内泰道)
- 森下クリニック通信(第204回) リラクゼーションと瞑想 その6
- もっとあります!
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