甲状腺機能低下症

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病氣が氣にならなくなった―家族全員が快方に―

患者さんの体験談

今回お伺いしたAさん(64歳・北海道在住)は、昭和63年、健康診断で甲状腺に問題がある―と告げられ、化学薬剤を6年間も服用され続けました。その後、薬物の影響のせいか、IgA腎炎を発病され、抗生物質を半年間にわたって服用。そして数年後には、病院でのレントゲン検査にて胸部に影がある―など、化学薬剤と病氣とのいたちごっこの状態で、年々、体質は脆弱化していき、迷宮入りに…。
知人の紹介で、当クリニックの診察を受けられた翌日から食事療法を実践。もともと、お子様が重度のアレルギー体質で、さらにご主人は糖尿病―ということもあって、一家で玄米菜食を始められると、家族全員の体調が快方に向かわれました。
普通食をされていた頃のAさんは、疲れやすい体質であったため、子育てと仕事の両立に自信がもてない状態でしたが、今では体育館で1日2時間欠かさずスポーツをして汗をたっぷりかかれることができるぐらいまで体力がおつきになられました。
病氣が氣になられなくなったAさんは、現在は年に1回、定期健診でこちらにいらっしゃって健康管理をされ、充実した生活を送られていらっしゃいます。

院長の所見

診療(2009年6月24日)
■ 内臓機能検査
血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きも変化しやすい。消化管としては、胃の働きが多少落ちており、大腸の一部に少し負担がかかっている。腹部臓器、肝臓、腎臓の働きも少々低迷している。
■ 血液の数値
尿素窒素、即ち腎臓の数値は下がってきており、働きが良くなってきています。腎臓の力が少しずつ回復してきている状態です。
 それからGOT、GPTなど肝臓の数値は、去年と全く同じです。
■ 血液生態 毛髪氣能検査
毛髪氣能検査では、自律神経系の働きが不安定です。従って、消化管はどうしてもマイナスになってしまいます。その他、消化管以外の臓器では、腎臓がマイナスです。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米が、特にご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態写真には、肺から毒素が出ています。それから農薬も出ていますね。野菜は八百屋さんで買ってらっしゃるのですか。

Aさん だいたいは有機野菜を買っているんですけどね。でも、たまに足らない野菜があった場合は、普通のところで買ってしまいます。

院長 その時に買われた野菜に農薬が付いていたのです。

Aさん やはりそうですか。その農薬を落とすにはどうすればよろしいですか。

院長 しっかりした身体の体制であれば、身体が完全に排毒をしてくれますから、余り心配されなくてよろしいのではないでしょうか。

Aさん そうですか。
 ちなみに、そういう野菜に付いている農薬を落とすには、塩水とかで洗ったほうがよろしいのですか。それとも、酢で洗ったほうがいいのですか。

院長 そうですね、塩水のほうがいいです。酢で洗う方法もありますが、野菜の中に含まれている天然の有効成分を余計に溶け出させてしまう傾向がありますね。

Aさん あと、頭が脂漏性湿疹で、すごく痒みがあります。かくと髪の毛まで抜けてしまうぐらい痒い状態なんですよ。体質だからある程度は仕方がないと思うんですけど。

院長 体質改善をすればいいのです。やはり、食事のほうをきちんと切り換えられ、食べ物を十分に咀嚼されて、それから身体を徹底的に温めることですね。
 温める方法として、電氣ゴテの便利な温熱器がありますから、それで身体の冷えているところを徹底的に温めることです。特にお休みになられる前に温めていただくと、熟睡することができます。冷えている部分があるといろんなマイナス面が出てきますから、温熱器で局所の冷えを完全に解消しておかなければいけません。

Aさん わかりました。その他に、1年に1回くらいですけど、目まいの症状があります。原因は何でしょう。

院長 ひとつは神経的な影響が相当ありますよ。それも、身体を温めること、徹底的に咀嚼―1口100回、あるいは120回―することで解決します。

Aさん 今、歯が弱くなってしまって、噛めない状態なんですよ。

院長 インプラントをやられる予定はないのですか。

Aさん 体質的に合わないと言われました。

院長 それでしたら、できる範囲で極力噛む回数を増やすようにすることですね。

Aさん やっぱり噛むことって大事なんですね。

院長 そうですね。
 あと、冬の寒さの問題を解消することをしなければいけません。それには、夏の間、しっかりと汗をかかれて、身体の中の水分を思いっきり絞りだすことです。

Aさん 北海道ですから、ものすごく寒いのです。そこが問題なんですね。
 それでは、水をあまり飲まないほうがいいのですか。

院長 そうですね、そのほうがいいです。
 例えば、容器の中に入っている水を1800℃のガスバーナーで温めると、水は1800℃になろうとします。だから、水が温まってお湯になるのです。外界の温度になりきろうとするのが、水の特性なのです。
 ですから身体の中の水も同じことで、外界が零下10℃の氣温であったら、身体の水も零下10℃になろうとするのです。しかし、体温を30℃以下に落とすわけにはいかないから、身体の中で葛藤が起こり、疲れてしまうのです。それが冷え症です。

Aさん 夏場でも、水分の摂りすぎはいけないんですね。

院長 そうですね。今、日本人はアメリカ人の真似をして、かっこをつけて、歩きながらペットボトルを口にする―というようなサルまねをしているから、身体が冷えるような状態になってきているのです。とにかく、水分の摂り過ぎなのです。

Aさん はい、水分は控えるようにします(笑)。

院長 アメリカ帰りの医者が水を飲むように推奨するから、こういう状況になっているのです。アメリカはアフリカと同じ砂漠大陸だから許されますが、日本のような高温多湿の氣候では向いていないのです。

Aさん わかりました。
 話は変わるんですけど、この前、北海道で講演会をしていただきまして、ありがとうございます。前のほうの席で聴いていました。

院長 そうでしたか、ありがとうございます。
 時間が足りなくて、スライドの説明を十分にお話ができなくて、申し訳ございませんでした。

Aさん いいえ、そんなことないです。みなさんも熱心に聴かれていました。

院長 本当に皆さんも熱心ですよね。途中で帰られる方もいらっしゃらなくて、700人定員の満席でしたからね。

Aさん そうでしたよね(笑)。
 どうもありがとうございました。

インタビュー

1年に1回は森下院長に診てもらいたい

――1995年に初診で、以来、1年に1回、定期的にいらっしゃっていますが。

Aさん おかげさまで調子は良いのですが、念のために健康診断のつもりで毎年1回は来るようにしています。ここ数年は1年に1回ですね。

――身体に自信がついてきた証拠ですね。病院の健診ではなく、こちらの氣能検査などで、年に1回くらい身体の状態をチェックされるやり方がいちばん賢明ですね。
 もともとは、どのようなご病氣でいらっしゃったのですか。

Aさん 当時、病院の健康診断で甲状腺機能低下症と言われました。それで心配になって、知人からお茶の水クリニックの話を聞いて、こちらに参りました。それと、腎炎にもなり、抗生物質を半年間ほど飲みました。

――食事療法を実践されて、身体はどのような状態になられましたか。

Aさん 甲状腺のほうは病院で1回診てもらったんですが、心配ないと言われました。
 あと、結婚した時から定年まで勤めていたんですけど、虚弱体質ぎみだったので子育てと仕事の両立に自信がなかったんです。疲れやすく、週末になると頭が痛くなったり、お腹の調子をこわしたりとかで…。でも、玄米菜食に切り換えてからは、疲れは全然ないですね。頭も痛くはならないし、風邪もひかなくなりました。ものすごく効果がありましたよ。リウマチ様症状の手のしびれなども全くなくなりました。病院のレントゲン検査で胸にも影があると言われていたんですが、森下先生から、そんなもの氣にする必要はないです―と言われ、食事療法を始めた翌年には消えてしまいました。
 こちらの療法をしていると、病氣のことが氣にならなくなりました。おまけに、正しい食事のおかげで性格もイライラしなくなりました。ストレスを受けづらくなったのでしょう。

――病氣と診断されるまでは、やはり肉乳食をされていたのですか。

Aさん 肉類はそんなに食べなかったんですけど、それ以外は普通の市販の物を食べていました。米は白米も食べましたし、乳製品や甘い物も摂っていましたね。

――その後、腎炎のほうはどうなっているのでしょう。腎臓の氣能値は、当初より良くなっていますが。

Aさん そうですね、こちらに伺ってから病院で検査をしていないからどういう状態か分からないんですけど、別に氣にならないので大丈夫でしょう。それに、こちらの検査で何も言われなければ心配はないと思っています。病院は嫌いですから、年に1回、こちらで診てもらえれば安心できます。
 でも、こちらでの尿検査の結果はずいぶん良くなりました。

――確かに、10年前までは尿に蛋白などが出ていましたけど、ここ数年は正常ですね。氣能値のことも併せて考えると、治癒したとお考えになられてよろしいのではないでしょうか。

Aさん そうですね。
 あと、赤血球の数も少し心配なのですが。

――以前は、赤血球も白血球も問題のある数値でしたが、今では正常値になっていますよね。食事を正したことで、腸がしっかりしてきたのでは。

Aさん そうですよね、確かにお腹の調子はいいです。それに、むかしは頻繁に貧血になっていたんですけど、それも今ではそんなにならないですね。

家族全員が快方に

――ところで、家族全員で玄米菜食を始められたのですか。

Aさん 実は、私が病氣になる前から、玄米の良さについては知人から聞いて分かっていました。それで病氣になる前から、家族全員で米は玄米を食べていたんです。
 きっかけは娘が幼かった頃に重度のアレルギーを発症したということで、病院から体質改善の薬が処方されて、3年ぐらい飲ませ続けたんですけれどまったく改善されなく、薬では限界がある―と医者にはっきり言われました。そして、娘は玄米菜食を5年ぐらい徹底して、ようやく良くなりましたね。娘は30歳になりましたが、食事に関しては今では自分で氣をつけているらしいので何の支障もないようです。

――幼少の頃に体質改善をされたことは非常に良かったですね。
 玄米の良さをお知り合いの方から聞かれていたのでしたら、院長の話もすぐにお解かりになられたのでは。

Aさん ええ、まったく抵抗はなかったですね。今後も薬を身体に入れるつもりはありません。もっとも玄米菜食をしていれば、薬を飲む事態になりませんけど(笑)。長い間こちらに通っていると、自然と薬は毒性があるという認識になりましたね。
 主人が糖尿病になったときも、食事に関しては病院ではカロリー制限ぐらいしかされなく、西洋医学ですから玄米なんて発想がないわけです。そこで、私が玄米菜食の食事療法に沿った食事を作ってあげていたら、きちんと治ってしまったので薬なんか全く必要ありませんね。食事療法で、血圧も血液の数値も正常です。

――先ほど、院長から汗をできるだけかくようにと、お話がありましたけれど、運動はされているのですか。

Aさん 週6日、1日2時間、スポーツジムで卓球やダンスやエアロビクスをやったりして、汗をたくさんかいています。その代わり、饅頭などはときどき食べてしまいます(笑)。

――これだけ身体を動かされていれば、すぐに食毒は解毒されてしまうのでは(笑)。
 ちなみに塩分はしっかり摂られていますよね。

Aさん 私はしっかりと自然の塩分を摂っています。でも、世の中は塩分制限の傾向なので、一般の皆さんは、ものすごく薄い味噌汁を飲んでいますよ。こんなので大丈夫?と思うくらいです。でも、普通の人が摂っているのは精製塩ですから、仕方がないとも思っていますけど。

――岩塩などの自然塩をご存知ないのでしょうかねぇ。

Aさん 一般的に、世の中の流れで、医者の言うとおりに塩分を制限するだけで大丈夫であろう―と、単純に考えているだけのことじゃないですか。そして、あとは薬さえ飲んでいれば問題はないという方々ばかりですから。要するに、食事だけで病氣なんか治るわけがない―と思っているんですよ。ですから、私は他の人には食事療法のことはお話しません。本氣で聞いてくる人は別ですけど。私も主人も、ものすごく濃い味付けですけど、自然塩なので1回も血圧が高くなったことがないので、自分たちは身体で立証したようなものですね(笑)。
 それから、みんなによく体力がもつわねーって、不思議がられます。

――西洋医学と自然医学では基礎理論が違うわけですから、なかなか浸透しづらいでしょう。

Aさん だいたいの人は生まれたときから医者に洗脳されていますから、食事で病氣が治ったら苦労しないよ―と思っています。野菜を買う場合でも、農薬などついていても関係がなく、安けりゃいいと思っている人ばかりですよ。身体はお金に換えられないんですけどね(笑)。
 あと、薬は効きがいいから、すぐにそれに甘えてしまうのでは。でも、実はその裏にはものすごい副作用があることも知らずに。 

――薬物療法は対症療法ですから、治ることとは違いますからね。そして、その薬で何年後かに発癌するなんて予期すらしていないでしょう。
 本日は、遠方からどうもありがとうございました。