胃癌(その2)

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ゴマ塩のかかった玄米が最高の御馳走
―体がきれいになって性格が変わった―

患者さんの体験談

 今回お伺いしたAさん(49歳・男性・東京都在住)は、お母様ならびに弟さんを癌で亡くされ、ついにはご本人までも平成15年11月に病院で胃癌と診断され、知人を通じて当クリニックにいらっしゃいました。
 以前は肉食過多・化学薬剤の常用をされていたので、病氣はその結果であることを認識され、徹底した食事療法を開始。体の細胞がみるみるうちに若返り、“ゴマ塩のかかった玄米”がこの上ない御馳走と思えるようになるほど異常な食べものには敏感になり、真に健康な体質を獲得されつつあります。
 同時に、物事の考え方および性格まで変わってきた―とおっしゃるAさんは、森下自然医学との出会い、すなわち癌になったことに対して心から感謝できるようになられたそうです。
 凝り性であるAさんは、効果を体感されているだけにビワ葉を用いたお手当てがお氣に入りで、いかなる症状に対しても利用されており、絶対に化学薬剤は用いないと決意。また、お仕事の傍ら無農薬穀物・野菜を栽培し続け、毎日元氣に過ごしながら120歳まで生きられる―と宣言されています。

院長の所見

診療(2008年5月24日)
■ 内臓機能検査
血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きが変化しやすい。消化管としては胃の働きが落ちている。小腸の一部に少し負担がかかっている。腹部臓器、肝臓、腎臓の働きがまだ僅かながら低迷している。
■ 血液の数値
尿素窒素、腎臓の数値がまだ少し高いです。中性脂肪は、階段を数段ずつ飛び降りるように下がってきています。これは非常にいい現象です。
 それからGOT、GPTなど肝臓の数値をみると、まだ少し毒素が残っているようです。夏場に汗をかけば、この数値は自然に下がってくる―ということは考えられますね。
■ 毛髪氣能検査、血液生態
毛髪氣能検査では、自律神経がマイナスで交感神経・副交感神経ともにマイナスになっています。消化管もすべて化学薬物性のマイナスです。他の臓器はすべてプラスです。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に鳩麦、黒豆がとくにご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態写真には、肺からの公害毒素が出てきています。それから、ボンパ血管と円盤状毒素体も出ています。ほかに化学薬剤も出ていますが、何か薬を服用されましたか。

Aさん 歯が水を飲んでもしみるくらい痛かったので、歯医者に行って、そこで麻酔をやりました。歯の神経も抜きましたね。

院長 それですね。それは仕方がないでしょう。

Aさん その代わり、自分は玄米菜食をしているということで、痛み止めなどの飲み薬は出してもらわなかったんですけどね。痛いときはビワ葉エキスをやりました。あれはてきめんですね。

院長 それと水質検査の結果が良いのですが、どのように処理をされているのですか。

Aさん 浄水を3回しているんですよ。まず、水道メーターがついているおおもとのところに浄水器をつけ、それから台所にもうひとつ、最後に太陽石の代わりにもうひとつつけたんですよ。

院長 完璧ですね、非常にいいです。こんなにいい水を使っている人は少ないと思いますよ。これは150mVで、強力な還元電位です。これだったら水だけでもかなりの健康効果がありますよ。
 それから骨密度は、現在79%ですが、夏になるにつれて上がってくるでしょう。

Aさん あと大腸の調子が自分ではすごく調子いいと思っているんですけど、やっぱりまだだめですかね。食欲もあり、便の調子もすごくいいんですけど。大げさかもしれないんですけど、食べた分だけそのまま出るんですよ。

院長 本調子には、もう少し時間がかかりますね。

Aさん 内臓グラフをまっすぐにすることはできるんですかね。

院長 至難の業ですね(笑)。

Aさん そうですか。田舎暮らしみたいなことをやらないかぎり無理ですかね(笑)。

院長 そうですね(笑)。文明生活に染まっているかぎりは厳しいですね。

Aさん それで秩父のほうに行ってきたんですけど、東京とは全然違って人が少なくてのんびりしていましたよ。ここにいれば病氣にはならないと思いました。
 玄米のパックをもって、山あり谷ありの秩父を100km歩き、宿泊は駅で野宿をしました。やはりこのくらいしないとだめかなぁと思って(笑)。

院長 野宿は僕らも何回かしたことがありますよ。敗戦直後、最終汽車の燃料の石炭が無いため突然運休になり、ときどき新宿駅のベンチで寝たことがあります(笑)。

Aさん それと話は変わるんですけど、このパン(グルージア販売品)ならたまには食べていいですか。

院長 まあ、これはいいほうですね。

Aさん 今、小麦を自家栽培しているので、それでパンを作ろうと思っているんですよ。

院長 これくらい硬いパンならいいですよ。理想を言うなら、小麦を碾き割りにしないといけません。メリケン粉にしたらだめです。メリケン粉にしたら“氣”が抜けてしまってパワーが無くなる。白米よりもひどいカスになるのです。今度、石臼で小麦を碾き割りにして、それを材料にしたパンを作ることを考えています。碾き割り小麦ならパワーが残っています。世界の長寿村の方々は、こういうものを食べているから長生きできるのです。

Aさん そうですか。蕎麦は蕎麦がきでよく食べるんですけど、小麦だけはどうやって食べたらいいものかと考えていたんです。

院長 蕎麦は実の中に胚芽が入っているから、胚芽が抜けることはないのです。だから私は皆さんに蕎麦を奨めているのです。うどんはメリケン粉から作り始めるからだめなんです。パンやケーキも同じです。

Aさん でも、碾き割り小麦のパンは硬すぎますよね。

院長 ですから、長寿者たちは粘土で造ったタンドールつまり竈で焼き上げるのです。要するに遠赤外線を利用しているので、碾き割り小麦にも熱が通って軟らかくなるのです。あるいは、レンガか石を利用して焼くのもよいです。

Aさん 竈から造るんですか。

院長 もちろん、そうです。我々が長寿村に行って見てきたとおりに造ります。本当はあなたのような人が参画しないといけないので、そのときはご連絡します。

Aさん 宜しくお願いします。小麦だけはどうしたらいいのか困っていて。

院長 ほかに玉蜀黍を碾き割りにする―という方法もありますね。

Aさん どの種類のものを使えばいいですか。

院長 いろいろと種類はありますね。東京に出荷するために、北海道で完熟1週間前の青い状態からもぎとっているものはだめです。氣能値が下がってしまいます。生成り完熟でないといけません。

Aさん 分かりました。
 体のほうはこの状態でやっていけば大丈夫ですよね。どうも有難うございました。

インタビュー

ゴマ塩玄米だけがあれば最高

――こちらにいらっしゃるたびに思うのですが、声に張りがあってお元氣ですよね。

Aさん ここに来て3年になるんですけど、最初の1年半は食事療法を徹底しましたね。 最近は、たまに外食(和食)に行ったり、アイス(シャーベット)を食べたり。でも、近頃のレストランは健康和膳というメニューもあるんですよ。おかずは豆腐サラダとかで、米は玄米ではないんですけど白米に13穀が入っていたりで。
 むかしはひどかったですよ。肉はバンバン食べたし、朝に目玉焼きとベーコンは欠かさなかったですね。今から考えると最悪だなぁと思って。肉を食べなかった日はなかったね。

――現代栄養学が肉を推奨しているわけですから仕方がないですね。

Aさん ええ、惰性で食べていたから、それほどうまいとは思っていなかったですよ。
3行目約物つめ しかし今では、玄米にゴマ塩だけでもうまくてたまらないんですよ。だから困っちゃうんですね、食べる量を抑えるのに(笑)。

――血液がきれいになると、余計な食べものが無くても、ゴマ塩のかかった玄米だけで充分に満たされた氣持ちになりますよね。

Aさん そうなんですよ。病氣になる前は、ピザがそれなりに好きでけっこう食べていましたけど、このまえ実験的に食べてみたらうまいと思わなかったですね。肉とかも同じでね。ふつうの人が食べているものを食べても感動が無いんですよ。

――玄米菜食になると、今までのような惰性で味わう舌先だけでの感覚から、粗食といわれているものが心からおいしいと思えるような味覚に変わり、加えて血液の質も良くなって病氣知らずになり、さらに食費もさほどかからないので一石三鳥ですね(笑)。

Aさん このまえ家族で回転寿司に行って、僕はかっぱ巻きや納豆巻きとかしか食べなかったんですけど、会話のなかで「最後の晩餐」には何を食べたいという話になったんですよ。やっぱり自分は、“ゴマ塩たっぷりの玄米”。例えば、玄米を食べないで蕎麦とかにすると、何か物足りないんですよね。そして、玄米を食べると安心するんですよ。

体が敏感になり、真の体を獲得

――それほど玄米がお好きでしたら、毒素を体に溜めこむことはないですね。

Aさん 血液生態で色々な毒素とか見ているんで、変なものを食べると、「これは体にかなりダメージもらうなぁ」とか考えちゃって食べる氣がしないんですよ。
 例えば、古い油で作ってある天ぷらを食べると口の中に炎症が起きますね。悪いものを食べると後で苦しむことに絶対なるんですよ。だから体は本当に正直。外食しても羽目を外す氣にはなれないね。
 ふつうの人は、よく外食でハンバーグとか食べるけど、信じられないですね(笑)。

――それは体に毒素が蓄積されていて鈍感になり、変な食べものが入っても麻痺しているという異常な状態ですよ。

Aさん 体の栄養分が満タンで、栄養が吸収できないんじゃないですかね。食べたものがそのまま排泄されるっていう感じで。
 自分の体は敏感で、変なものが入ったらすぐ口内炎や下痢になったりしますね。だから何が原因かすぐ分かりますよ。

――それらの症状が一種の排毒現象なわけですから大変結構なことですよ。要するに、そういう体こそ本ものなのです。

Aさん でもこの体をどう維持していくかですよ。

――原則的に今までどおり続けていくだけのことですよ。Aさんの場合たまに羽目を外しても、そのつど毒素が処理されるわけですから。

Aさん ここに時々来て血液生態チェックなどをして氣を引き締めています。そしてスタッフがいろいろいってくれるから初心に戻れますよ。

病院で癌は治せない

――健康診断みたいな感じでこちらにいらっしゃればよいのではないですか。ふつうの病院の診断はピントがずれているので、行っても意味がほとんどないですから。

Aさん あんなに当てにならないのは無いですよ。ここの診断はえらい厳しいと思ったぐらいだから。ふつうの病院はほとんど原因不明で片付けてしまうけど、ここでは原因を言ってくれますよね。しかも時間をたっぷりかけて問診もしてくれるし。
 自分の知り合いで、10万もかけて癌の検診を定期的にやっていて癌が見つかったんですけど、医者から肺癌が脳や大腸に転移するとかいわれて抗癌剤をやったら髪の毛が抜けたりして、そして最終的に手術をして肺をとっちゃったみたいなんですけど、再発しない保障はないとかで、そんなことで結局は亡くなっているんですよね。ふつうに生活していた人でも、その検診で癌が見つかって治療を受けたからこういうふうになっちゃうので、余計な検診はやらないほうがいいと本当に思ったね。そういう人は何人もいますよ。今から考えると本当にぞっとするよ。だいたい癌で代々亡くなっている医者のいる癌センターなんかで、癌なんか治せるわけがないってことですよ。

――結局、みんな病院で脅かされていろんな治療を受けてしまうので、通常の健康診断は受けないほうがいいですよ。

Aさん そうですよ。病院なんか行きませんし、薬も絶対飲みません。
 ここに来て自分は若返りましたね。体が軽いんですよ、アレルギーも無くなったし。

――玄米菜食は体細胞を若返らせますから。

Aさん 病氣になったら病院に行かなくても玄米菜食で治るんだよと子供によくいうんですよ。今、国で高齢者を対象に対策しているけど、そんなことするより玄米菜食を普及したほうが早いんじゃないかなぁ。

性格の決め手は食べもの

――会員さんは病氣の治し方を理解されているので、共通した考えをお持ちですよ。

Aさん そうなんですよ、この「点描」を読んでいても、みんなと本当に同じ考えばっかりで。食べものが変わると考え方も一緒になってくるんですね。だからここに来てから性格が変わりましたよ。むかしは短氣だったけど、今はかなり丸くなったね。食べもので性格は絶対変わる!
 最近、変な犯罪が多いけど、命のある食べものを食べてないからだと思うんですよね。ジャンクフードとかで。だから命の大切さを知らない人が多いんじゃないのかなぁ。食べるときに「いただきます」というのは、相手の命をいただくという意味だと聞いたことがありますよ。生きているものを食べることは大事なこと。ここで言う“氣能値”の意味がなんとなく分かったような氣がしますね。

――考え方ひとつで人生は変わりますよね。

Aさん 癌になったとき、当初は悔しかったけど今となると心から感謝していますね。癌になったおかげでここにめぐり合わせたわけで。森下自然医学は生きていくうえでの原点だね。手術をしないでここに来て本当によかったと思います。

――本日は力強いお話ありがとうございました。