胃癌(その3)

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薬から解放されたこの上ない喜び
―薬害の恐ろしさを真摯に受け止めて―

患者さんの体験談

 今回お伺いしたAさん(男性・70歳・東京都在住)は、定年まで学校に勤務をされていましたが、精神的ストレスが過剰にかかって不眠症に陥りました。平成8年、病院でうつ病と診断され、病院側の言われるままに6種類の化学薬剤を4年半に亘って服用され続けましたが、一向に改善されず、むしろ便秘や吐き氣などの副作用で悪化の傾向を辿っているような状態でした。

 そしてついに平成12年、悪性の胃癌を発症。本屋で見つけられた『クスリをいっさい使わないで病気を治す本』(森下敬一著)の書籍で、“よし、これしかない!”と考えられ、極限状態の身体で奥様とご一緒に当クリニックにいらっしゃいました。依存性の強い精神安定剤を断ち切れないでいましたが、森下院長の「そんな薬を飲んでいると死を招くよ」という言葉を真摯に受け止め、全ての化学薬剤を廃棄されたそうです。

 食事療法を実践するに伴って内臓にパワーがつき、排毒現象すなわち倦怠感などの自覚症状に悩まされましたが、半年後にはすっかり回復されました。元氣にさせていただいたことに感謝され、今度は困っている方を助けるボランティア活動に専念されていらっしゃいます。

院長の所見

診療(2008年12月17日)
■ 内臓機能検査
自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きも変化しやすい。消化管としては、小腸の働きが少し落ちており、大腸の一部に少し負担がかかっている。血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。腹部臓器、肝臓、腎臓、膀胱の働きも少し落ちている。

■ 血液の数値
尿素窒素、即ち腎臓の数値はまだ少し高いですが、以前と較べると下がってきました。それからGOT、GPTなど肝臓の数値は少し上がってきており、寒さの影響を受けていると言えます。しかし腎臓のほうは、寒さのストレスを受けていませんね。

■ 毛髪氣能検査、血液生態
毛髪氣能検査では、自律神経がマイナスであります。従って、消化管は全てマイナスになるはずなのですが、十二指腸に関してはプラス1になってきています。他の消化管はまだマイナスです。消化管以外では、腎臓がマイナス1です。
 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に小豆がとくにご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態写真には、肺と腸からの毒素が出てきています。腸の毒素の一部はボンパ血管です。
 ところで、枇杷葉温灸で葉が黒くなるのは、どこの部分に温灸をされた場合ですか。

Aさん 恥骨の部分です。

院長 腹部など他の部分にされても黒くはなりませんか。

Aさん なりません。
 枇杷葉温灸をしていると、足の裏が温かくなってきて楽しいです。恥骨の部分に温灸をして、足の裏までが温かくなるなんて今まで知りませんでした。

院長 それは間違いなく経絡の関係ですよ。

Aさん あと氣持ちのいい場所は、命門という経穴で、ちょうどおへその辺りにお灸をすると身体全体が温まるんですよ。1日の疲れがとれる感じで、とても楽しいですよ。足の裏にも温灸をします。
 話しは変わるんですが、考え方として、お魚は食べたほうがよろしいのですか。私は、量は多くはないんですけど青魚である鯵や秋刀魚や鰯などを食べるんですが。あと鯖などもおいしくて食べてしまいます。

院長 冬は少し召し上がられたほうがよろしいです。秋刀魚や鰯などの脂肪分の比較的多い青魚を焼き魚にするのが良いですね。一番良いのは七輪炭火ですよ。網の上に塩で固めた魚を載せて焼くのです。普段から菜食的傾向の人は、とくに寒くなる時期には少し摂られたほうが良いでしょう。

Aさん 分かりました。

院長 青魚の脂が非常に良いのです。鯖の切り身の場合、腹の部分に脂がたくさん含まれていますから、そこの部分を摂られるのが一番良いですね。

Aさん あと、コーヒーは3日に1杯ぐらいなら良いですか。

院長 せいぜいそのくらいでしょう。むしろ冬はココアのほうが良いのではないですか。メープルシロップなどで甘味をつけて。私も冬は飲むときがありますけど、身体が温まりますね。

Aさん そうですか。
 それからバナナはやはり駄目ですか。温かい国でできるものだから身体を冷やしますよね。

院長 そうですね。でも、沖縄の島バナナは大丈夫です。10 cmぐらいの大きさで、台湾バナナの半分ぐらいですよ。あれだったら国内のものだし、よろしいんじゃないですか。
 とにかく身体が冷える場合は控えたほうがいいです。

Aさん 身体は冷えないです。

院長 それなら大丈夫です。
 あと、普段は忙しそうですけど何をされているのですか。

Aさん 町会の用事が多いのです。あとボランティア活動です。目が見えない人や足が不自由な人を銭湯に連れて行って、待っている間にその人の買い物をして差し上げるのです。

院長 素晴らしいですね。

Aさん あと、電車が通る下に人が歩くだけの小さいトンネルがあるんですけど、そこがポイ捨ての場所になっているんです。それで、そこのゴミ拾いを4日に1回は1時間くらいかけてやっています。もう始めてから5年半ぐらい経ちます。
 森下先生のおかげで元氣になれたから、今度は人のためになることを何かやろうと思いまして。もうボランティア活動は500回になりました。
 おかげ様で本当に元氣になりました。ありがとうございます。

インタビュー

いろいろな病氣の連続

――当初は胃の悪性腫瘍ということでいらっしゃったそうですけど、すっかりお元氣になられましたよね。

Aさん そうですね。仕事は学校の事務をやっておりまして、もともとの私の性格もありましたけど、とにかく精神的ストレスを非常に受け、うつ病にもなりました。そのほかに、痔や前立腺肥大にもなりました。
 こちらの玄米菜食のおかげでストレスをあまり感じないような身体になりましたね。

――学校でお仕事されていたのならば、昼はやはり給食を召し上がられていたのですよね。

Aさん はい。栄養士が考えた献立を毎日食べていましたね。フライドチキンとか肉ばかりでしたよ。そのうち境界型の糖尿病になりまして、家から弁当を持っていくことにしました。でも当時はこちらの食事療法を知らなかったので、ただ脂っこい肉を食べないようにしていただけで、米は白米を食べていましたね。大魚も普通に食べていました。

――当クリニックをお知りになられる前は、普通に病院で処方される化学薬剤は服用されていましたか。

Aさん うつ病のときに、薬を4年半ぐらいは飲みました。その当時は、薬による便秘がひどくて大変でした。そうすると看護師が、今度は下剤を出してくるんですよ。

――本当に付け焼刃的な対応ですね。それでは、かなり身体に色々な化学薬剤が入っているのですね。それらの薬剤が胃癌をもたらしたのでしょうね。

Aさん そうですか。確かに以前の血液生態写真を見ると、化学薬剤の毒素がいっぱい出てきていましたね。

――排毒できたということは、玄米菜食をされて内臓にパワーがついてきたんでしょうね。

薬から解放された喜び

――当クリニックは化学薬剤を一切使用しませんし、また診療体制も独特な感じですが。

Aさん 普通の病院と違って個室ではないので、森下先生の色々な話が聞けて勉強になりますよ。先ほども別の患者さんから森下先生のお話を聞かせてもらって大変ためになりました。
 病院でもらっていた薬はその場しのぎで、結局は良くなりませんでした。それに引き換え、こちらの強化食品は全てがいいです。とくに「春寿仙」と「特F茶」が氣に入っています。

――うつ病の場合、徐々に薬を減らしていくのが一般的ですが、いきなり全部止められて禁断症状はでなかったですか。

Aさん 森下先生の言葉で勇氣づけられました。「そんなの飲んでいると死を招きます」と、おっしゃっていました。
 確かに、うつ病で眠れないのは不安でした。しかし森下先生が、眠れないときは起きていればいいです、横になっていれば内臓は休まります。次の日に身体を動かしていれば、いずれ眠くなります―とおっしゃってくれたので、すごく安心して自信がつきました。

――自然の考え方でいいですよね。無理に薬で眠ろうとするなんて不自然ですよ。便秘だって強制的に排泄させるという発想ですよね。

Aさん そうですね。私は森下先生の言葉を重く受け止めただけです。ですから、うつ病の薬も一氣にバッサリ捨てることができました。
 便秘の場合も、私は小豆で改善しましたよ。腸の調子が変わってきて、自然にお通じが良くなりました。
 とにかく薬を止められる喜びがありました。今までの薬から解放されるなんて、こんな喜びはほかに無いですよ(笑)。

食事療法を呼びかける

――化学薬剤の恐ろしさを重く受けたのは賢明です。また、Sさんの意志の強さにも脱帽です。

Aさん 森下先生の「医者が病氣を治すのではありません。自分で治すのです。私はその指導をしているだけです」という言葉が印象的です。
 食事療法で、半年ぐらいで元氣になりました。今は、もともとは肉好きだった家内と一緒に玄米菜食の日々で、元氣に過ごしております。肉を食べたいとも思いませんし、肉は腎臓に負担をかけますから。
 病院は病氣の原因を食生活に求めていないですよね。食生活は二の次って感じですよ。胃癌になったときも、手術しか方法はないと言われました。すぐ、「切る」という発想ですよ。噂によると、手術の回数を増やすと医師の業績が上がるとかで、そんなこと患者側としてはおかしな話ですよね(笑)。

――病院側で私腹を肥やすためにそんな適当なことをやられたらたまりませんね。でもこの体制を変えるのは至難の業ですよ。森下院長が40年前から呼びかけているのに未だ変わっていないわけですから。

Aさん そうでしょうね。私も、以前の厚生労働大臣であった坂口さんの衆議院議員室に、森下院長の『ガンは恐くない』の書籍を送ったんです。でも、未だ反応はありません。

――すごい行動力ですね。そのような行為が実を結ぶ時期がいつか来ればいいですね。

Aさん はい。
 今は、身近の人に玄米の良さを教えているんですけど、なかなか分かってくれませんね。
 私は玄米を知ってから、白米は物足りなく感じます。あれはカスですからね。

――致命的な病氣にかからないと、なかなか耳を貸してくれないでしょうね。

Aさん ですから私は、本当に健康になりたいと考えている人だけには教えるようにしています。
 私は晩年に病氣にならないために、病氣になったのだと考えるようになりました。

――余生を本当の意味で健康で楽しく生きられるように、身体が病氣という形でサインを送ってくれたんですね。

Aさん はい。
 この前、森下先生の『人生が変わる食べ方』という本を読んだんですけど、あの本はものすごく評判がいいですよ。「燦々会」での森下先生の講演の内容も勉強になりますが、この本は「食」についての重要性が説かれています。

――これからも元氣に過ごされてください。本日はどうもありがとうございました。