膵嚢胞

トップページへ - 患者さんの体験談

手術をしないで、膵臓が正常に―玄米菜食で水泡が消えた―

患者さんの体験談

 今回お伺いしたAさん(男性・71歳・長野県在住)は、平成18年に病院の健康診断で、膵臓に水泡があり、その水泡はいずれ良性腫瘍を経て5年くらいで悪性腫瘍になる可能性がある―とのことで、手術を薦められていました。
 奥様が当クリニックの食事療法で卵巣癌を克服された―ということもあり、手術をされずに迷わず1日2食の玄米菜食を実施。半年後には、膵臓が徐々に正常になり始めると同時に、慢性鼻炎などの諸症状もすべて解消され、現役の頃以上に体力および氣力の漲った身体に―。
 病氣になられる前は、牛乳・肉・卵で栄養補給―という間違った現代栄養学を盲信されていて、化学薬剤も頻繁に服用されていましたが、今では、時々のお付き合いで邪食をされても、身体が正直に反応する解毒体制が備わった本物の体質を獲得されつつある状態にまでなられました。
 毎朝、森林の氣を浴びながら5kmのウォーキングで汗を流してから1日を始めると、自然と素直の氣持ちになれます―とおっしゃるAさんは、長野の大自然の下、疲れ知らずの身体で趣味や仕事に精を出されていらっしゃいます。

院長の所見

診療(2009年3月28日)
■ 内臓機能検査
血液の循環の状態、肺の働きが少し鈍い。自律神経の働きが不安定。神経的に胃腸の働きも変化しやすい。消化管としては、胃の働きが少し落ちており、小腸と大腸の一部にも少し負担がかかっている。腹部臓器、肝臓、腎臓の働きも僅かに低迷している。

■ 血液の数値
尿素窒素、即ち腎臓の数値は少し上がっており、腎臓は寒さのストレスを受けています。それからGOT、GPTなど肝臓の数値に関しては、GOTは前回と同様ですが、GPTは下がってきており、寒さのストレスから解放されつつあると言えるでしょう。

■ 毛髪氣能検査、血液生態
毛髪氣能検査では、自律神経系の働きが少し不安定です。従って、消化管は全てマイナスになっても不思議ではないのですが、十二指腸がプラス1、大腸はプラス2―という具合に、消化管の一部がプラスに変わってきています。その他、膵臓と心臓がマイナス1になっています。

 穀類ですが、玄米、丸麦、鳩麦、粟、稗、黒豆、小豆、大豆、蕎麦は全部合っています。玄米以外に粟が特にご本人の体質好みの穀物です。
 血液生態写真には、腸と肺からの毒素が出ています。腸の粘膜に分布していたボンパ血管や円盤状毒素体などが消化管から出てきています。
 ところで、今年は風邪はひかれませんでしたか。

Aさん ええ、ひかなかったですね。病氣は全く無くなりました。
 むかしは、コレステロールが290くらいあって、毎日、病院から薬を飲むように言われていたのですが、今は薬を全く飲まないようになりました。
 あと、鼻炎で鼻がつまってしようがなくて、これも毎日、薬を飲むように言われていたんですけど、玄米食を始めてからは鼻がスースーと、通りが良くなりましてねぇ(笑)。それから薬は一切止めました。
 その代わり、お酒を飲むようになりましてねぇ。以前、お酒を飲みすぎて膵臓を悪くしたので、一時はお酒を止めていたんですけど。

院長 日本酒のほうですか。

Aさん いいえ、ビールです。

院長 ビールでは、やはりどうしても水分過多になりますよ。

Aさん 身体は冷えますかねぇ。

院長 ええ、冷やします。それに、内臓に水泡ができたりします。ビールよりむしろアルコール度の高いウイスキー、ブランデー、焼酎などを水で薄めて、お飲みになられるほうがよろしいですね。

Aさん そうですか。

院長 内臓に水泡ができたりするのは、大体ビール党ですよ。

Aさん 最近は焼酎のお湯割りに切り替えて、量は1合以下にしています。いろいろな種類は飲みませんね。

院長 そうですね。ビールは乾杯のコップ1杯だけにして、あとはウイスキーとか焼酎など何か一つ決めて、それだけで徹す―という飲み方がいいですね。
 いろいろなお酒をチャンポンにして飲むことは、内臓に腫瘍や水泡ができやすくなる要因の一つになります。

Aさん むかし、自治会の集まりで飲んだときは、乾杯のビールに始まって二次会が終わるまでにはいろんなお酒が入りましたからねぇ。それがいけなかったんですね。試行錯誤した結果、今では同じ系統のお酒だけに絞って飲んでいます(笑)。
 あと、連休に3泊ほど外泊して食事が乱れたんですけど、家に帰ってからすぐに玄米菜食に戻したら、完全に身体はもとどおりになりましたよ。

院長 なるほど、脱線はしかたがないですよ。普段はきちんとした健康的な食事をされていて、たまにそこから離れて少し道草をした―という考え方であるのならば、問題ないですよ。

Aさん 普段は1日2食の玄米菜食をよく咀嚼し、運動もしています。

院長 大丈夫ですよ。逆に、それぐらい道草しても全然影響しない―という身体に造り上げていかなくてはいけません。

Aさん おかげ様で元氣になりました。むかしは3泊もしたら身体の状態がおかしくなっていましたから。今では、そういうふうになりませんね。

院長 良かったですね。

Aさん あと、冬の時期は身体が冷えたりしますが、歩いたり運動をしているうちに治まってしまいます。でも、なるべく厚着をするようにしています。

院長 そうですね。いずれの病氣、特に腫瘍などを治す場合、身体を温めることが大事です。ですから、湯たんぽや暖房器具などをきちんと用意をされておく必要があります。むかしから申し上げていますが、冷房は身体にとってマイナスになるので反対ですが、暖房はしかたがない―と。
 現在、癌、その他の慢性病を治すためには、身体を温めることが大変重要な条件の一つである―ことが一般的に再確認されてきている状況ですからね。
 食事のときによく咀嚼することと、身体を確実に温めることです。そして、すべての事柄に関して、感謝の氣持ちを持つことです。そうすれば、どんな病氣であっても治ります。病院や医者や薬も必要ありません(笑)。

Aさん 確かに、毎日歩いて汗をかきながら家に帰ってくると、身体が温まって考え方が正常になるような氣がします。身体の調子が非常にいいですね。
 それと、むかしはお肉とか牛乳を摂っていて、便秘や下痢でお腹の調子が悪かったんですけど、今はまったく無いですね。本当におかげ様で、有難うございました。

院長 いえいえ、まだまだ終わったわけではありませんから(笑)。

Aさん あと薬草茶のことなんですけど、時には種類を減らしてもよろしいでしょうか。

院長 それは、大丈夫ですよ。例えば、6種類あるとしたならば、今月は3種類を煎じて、来月は別の3種類を―という具合に、交互に飲まれて人体実験をしてみるのも面白いですね。人それぞれの体質に差異がありますから、違った答えが出てくると思いますよ。

Aさん 薬草茶は毎日の習慣になっています。朝のコースになっていますよ(笑)。

院長 そうですか(笑)。
 話は変わりますが、今年、雪は多くなかったのですか。

Aさん 今年は少なかったですね。雪かきは1回だけしかしなかったです。ただ、氣温は低かったですよ。

院長 20年ぐらい前、スキー教室で長野には大変お世話になりましたよ。雪国のロマンもたくさんいただきましたね。リフトが動き始める朝早くから一番高い山頂まで登って、そこでしばらく煙草を吸いながら四方の景色を見下ろし、それから用心しながら滑り始める―というように、雪のおかげで大変豊かな時間を過ごさせていただきました。スキー後の温泉や宴会なども忘れられませんねえ。

Aさん 雪はいいですよね。
 今日は本当に有難うございました。

院長 こちらこそ有難うございました。

インタビュー

玄米菜食で膵臓が正常に

――診療の際のお話で、むかしはお酒をかなり飲まれていらっしゃった―とのことでしたが。

Aさん はい、むかしからずっとビール派でして、仕事の付き合いで、ジョッキを何杯も―という具合に、かなりの量を飲んでいました。
 そうしたら、やはり先ほど森下先生から、「ビールは膵臓に水泡ができる原因になります」と、言われましたね。

――膵臓に水泡ができたときの自覚症状はありましたか。

Aさん 地元の健康診断で、膵臓が異常であることが分かり、「膵臓癌なのかなぁ」、とも思いました。

――膵臓の水泡も、いずれは良性腫瘍を経て、5年くらいで悪性腫瘍になる―ということで、病院側から手術を勧められていたそうですが。

Aさん そうですね。急いで真剣に玄米菜食を始めることにしました。森下先生は、「食事療法で必ず治る」と、言ってくれました。診療室での先生のお話は大変勉強になります。
 玄米菜食を半年もしているうちに、病院の検査で以前は半年に1回は来るように言われていたんですけど、それが1年に1回、そして、もう来なくていい―という状態にまでなりました。
 何よりも、むかしは氣力がなくて疲れやすかったんですけど、玄米菜食で頭も冴えるし体力が出てきて、本当に調子が良くなってきましたね。
 もともと仕事は忙しかったもので、肉や牛乳でエネルギーを補給しよう―という考えで、ずうっとやってきたものですから、それが良くなかったんでしょうね。本当にずうっとお腹の調子は悪い状態でした。病院に行けばすぐ薬が出るだけでしたし、「大丈夫かなぁ」と、思い始めました。

――現代栄養学を盲信されていたのですね。

Aさん そうですね。今では肉も卵も食べたいとも思いません。牛乳も飲みたくないです。悪食をすると、全身におできができるんです。でも玄米菜食に戻すと、そのおできがだんだん小さくなって消えていき、もとの身体に戻ります。ですから、内臓にできるポリープと同じ原理なのかなぁ―と思っています。結局、悪い物が出ているんですよね。
 時々、会合があるんですけど選んで食べるようにしています。蕎麦と焼酎があれば十分ですね(笑)。

――解毒体制ができている本物の身体に変わってきたのでしょうね。

病院では病氣は治せない

――しかし、手術をされずに迷わず食事療法を実践されたことは、奥様が食事療法で卵巣癌を克服された―ということからでしょうか。

Aさん ええ、家内は最初は腎臓癌で、手術で1つの腎臓を摘出したんですよ。そして2年後に卵巣に転移した―ということで、病院の医者では癌は治せないと思い、抗癌剤に見切りをつけてこちらに伺ったのです。
 私も、長いあいだ薬に頼っていた鼻炎も治り、そしてようやく薬の恐ろしさを知りましたよ。
 おかげ様で2人とも本当に元氣になりました。

――本当にお元氣ですよね。70歳過ぎにはとても見えません。一般的には、70歳過ぎたら寝たきりの状態の方たちばかりですからね。

Aさん 1日2食の玄米菜食のおかげで、まだ仕事やお付き合いを続けていられます。やはりある程度は空腹でいる状態があったほうが調子がいいですね。
 そして、毎朝、自然の中で日の出を見ながら5kmぐらいは歩いて汗を流しますと、自然と氣持ちが素直になれますね。自然から氣をもらっているような氣がします。

――お仕事は以前どのようなことをされていたのですか。

Aさん 造船会社で設計関係の仕事をずうっとしてきました。定年になってからは、長野のほうで自治体の設計関係の仕事をすることになり、その時期にいろいろと食べたり飲んだりしましたから、それで膵臓がおかしくなってしまったんですかねぇ。

――しかし、早い段階で食事療法に取り組まれて良かったですね。

Aさん 本当ですよ、家内のおかげでこちらを知ることができて良かったですよ。

――奥様のほうは本でこちらをお知りになられたのですか。

Aさん いいえ、家内は職場で、病院から余命3ヶ月と言われた方が2人もいらっしゃったのですが、2人ともお茶の水クリニックで治った―ということを知ったのです。そのまま病院にいたら亡くなっていましたね。
 私たちが元氣になった恩返しに、大病を抱えられている人たちに対して、「食事療法でどんな病氣でも治るんだよ、薬は要らないんだよ」と、言っているんですけど、なかなか信じてもらえませんね(笑)。やはり、いろんなしがらみがあるんでしょうね。

――西洋医学が牛耳る医療の社会構造ができあがってしまったので、なかなか世の中に浸透するのは難しいでしょうね。
 本日はいろいろお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。